デ・ロング(その他表記)De Long, Charles E.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デ・ロング」の意味・わかりやすい解説

デ・ロング
De Long, Charles E.

アメリカ外交官。炭鉱夫出身。明治2 (1869) 年アメリカ大統領 U.グラントから駐日弁理公使に任じられ来日,次いで特命全権公使となり 1873年まで在職鉄道建設をめぐってイギリス公使 H.パークス対抗,また日本外務省に国際法学者の雇い入れを勧告した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「デ・ロング」の解説

デ=ロング De Long, Charles E.

?-? アメリカの外交官。
明治2年(1869)弁理公使として来日,翌年特命全権公使となる。ハワイ公使をかね,4年沢宣嘉(のぶよし)外務卿,寺島宗則外務大輔(たいふ)との間で日本・ハワイ修好通商条約に調印。同年岩倉遣外使節団とともに一時帰国,6年離任した。ニューヨーク出身。

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世界大百科事典(旧版)内のデ・ロングの言及

【ノボシビルスク[諸島]】より

…総面積3万8000km2。南からリャホフ群島,アンジュ群島,デ・ロング群島とよび,四つの大きな島と数個の小島からなる。最も大きな島はアンジュ群島(狭義にはこれをノボシビルスク諸島という)のコテーリヌイKotel’nyi島(面積1万1700km2,最高点は全諸島の最高点で374m)。…

※「デ・ロング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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