デーナ石(読み)デーナせき

最新 地学事典 「デーナ石」の解説

デーナせき
デーナ石

danalite

化学組成Fe4Be3Si3 O12Sの鉱物。立方晶系,空間群, 格子定数a0.815~0.820nm, 単位格子中2分子含む。結晶はふつう四面体,十二面体,ほかに粒状の集合。灰~レモン黄~ピンク~赤~褐色,透明~半透明,ガラス~脂肪ないし樹脂光沢。劈開なく,断口平滑。硬度5.5~6,比重3.4。薄片では無~淡黄もしくはピンク,屈折率n1.753~1.771, 光学的等方性。FeはMn, Znと置換して同構造のヘルバイトグループを形成。ヘルバイトと累帯構造をなすこともある。主にペグマタイト・スカルン・片麻岩・熱水鉱脈に産する。日本では広島県三原市三原鉱山などから産出。名称は米国の鉱物・地質学者J.D.Dana(1813~95)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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