現代外国人名録2016 の解説
デービッド アッテンボロー
David Frederick Attenborough
- 職業・肩書
- 動物学者,自然誌学者,映像プロデューサー 元BBCプロデューサー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1926年5月8日
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- ケンブリッジ大学(動物学)
- 受賞
- コスモス国際賞(第8回)〔2000年〕
- 経歴
- 1947〜49年英国海軍に勤務。’49〜52年ロンドン大学出版会の科学編集助手を経て、’52年見習いプロデューサーとしてBBC(英国放送協会)に入り、以後世界各地で野生生物および民族学関係のフィルム制作を手がけ、’69〜72年番組制作局長。英国初のカラー放送に携わり、その日のサッカーゲームをハイライトで紹介する「Match of the Day」や伝説的なコメディ番組「モンティ・パイソン」を世に送り出すなど、英国放送界の発展を支えた。’73年退任し、フリーランスとしてBBCの自然班とともに動物や自然、文化人類学などのドキュメンタリーを撮り続ける。’79年から2008年の間に8作が製作された「Life」シリーズは、日本のNHKの他、100ケ国以上のテレビで放映され大反響を呼んだ。2001年に好評を博した「ブルー・プラネット」ではナレーターを務める。2011年には「フローズンプラネット」シリーズが好評を博す。動植物の進化に自然誌と生態学の角度から新鮮な解釈を試み、“環境ジャーナリズム”の新分野を開いた、英国を代表する動物学者・自然誌学者。1985年ナイト爵位を叙せられる。著書に「地球の生きものたち」ほか多数。兄は、アカデミー賞作品賞や監督賞に輝いた歴史映画「ガンジー」(’82年)で知られる映画監督、俳優のリチャード・アッテンボロー。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報