現代外国人名録2016 「デービッドサンボーン」の解説
デービッド サンボーン
David William Sanborn
- 職業・肩書
- ジャズ・アルトサックス奏者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年7月30日
- 出生地
- フロリダ州タンパ
- 学歴
- ノースウエスタン大学卒,アイオワ大学卒
- 受賞
- グラミー賞(7回)「夢魔」「ささやくシルエット」「インサイド」など
- 経歴
- 幼い頃小児麻痺にかかり、治療のため11歳からアルトサックスを吹き始める。15歳の時には地元のブルースバンドに参加。さらにノースウェスタン大学やアイオワ大学で本格的に音楽を学ぶ。1967〜71年ポール・バタフィールド・ブルース・バンドで活躍。その後ニューヨークに進出し、個性的な音色が評価され、スタジオ・ミュージシャンとしてB.B.キング、ジェームス・ブラウン、トッド・ラングレン、ジェームズ・テイラー、スティーリー・ダン、チャカ・カーンら著名ミュージシャンらと共演した。’74年にはギル・エバンズ・オーケストラに参加。同年初リーダー作「テイキング・オフ」を発表。81年にアルバム「夢魔」収録の「オール・アイ・ニード・イズ・ユー」でグラミー賞最優秀R&Bインストゥルメンタル部門を、’85年「ストレート・トゥ・ザ・ヒート」で同賞最優秀ジャズ・フュージョン部門を受賞し、名実共にフュージョン界のトップアーティストの仲間入りを果たす。’94年に日本の缶コーヒーのCMに出演。’95年以降はソロで活動。’78年に深町純ニューヨーク・オールスターズの一員として初来日して以来、たびたび来日公演を行う。2008年“東京JAZZ 2008”に初参加。他の代表作に「ハイダウェイ」「チェンジ・オブ・ハート」「アナザー・ハンド」「アップフロント」「パールズ」「インサイド」「タイム・アゲイン」「クローサー」「ヒア・アンド・ゴーン」「オンリー・エヴリシング」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報