ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥアティエンフエ省」の意味・わかりやすい解説 トゥアティエンフエ〔省〕トゥアティエンフエThua Thien Hue ベトナム中部の省。省都フエ。南シナ海に面し,内陸側はラオスと国境を接する。沿岸に潟湖が連なり,古都フエは海岸平野に位置する。内陸部はアンナン山脈に属する山地,丘陵地帯から成る。南北統一とともに,北ベトナム側にあったクアンビン省,南ベトナム側にあったクアンチ省,トゥアティエン省,フエ市が合併されてビンチティエン Binh Tri Thien省が新設されたが,のち旧トゥアティエン省とフエ市によってこの省が形成された。ハノイとホーチミン市を結ぶ幹線道路と鉄道が沿岸部を通る。面積 5009km2。人口 92万 900 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by