トウガタガイ(読み)とうがたがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トウガタガイ」の意味・わかりやすい解説

トウガタガイ
とうがたがい / 塔形貝
[学] Pyramidella terebelloides

軟体動物門腹足綱トウガタガイ科の巻き貝。和歌山県以南、太平洋熱帯地方に分布し、浅海の砂底にすむ。殻高27ミリメートル、殻幅12ミリメートル。殻は高い円錐(えんすい)形でわずかに曲がり、約12層あって各層はすこし膨らむ。体層は太く丸みがある。殻表は陶器のような白色光沢があり、細く線状の色帯が3本ある。殻口は半月形で、軸唇には三つのひだがあり、下方の二つは弱い。蓋(ふた)は革質で薄く、すこし巻いている。軟体の頭には盾状突起がある。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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