トゥッガ(その他表記)Thugga; Dougga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥッガ」の意味・わかりやすい解説

トゥッガ
Thugga; Dougga

ドゥッガともいう。チュニジア北部,チュニス南西約 100kmに建設された古代ローマ都市。古くはヌミディア王国に属し,当時の遺跡としては前2世紀に建てられたヌミディア王子の霊廟がある。廟の建物はエジプトのピラミッド型墓所とギリシア神殿が融合した3階建てで,上部はピラミッド状になっており,フェニキア語,ヌミディア語による表記がみられる。その後,前 46年にはローマ帝国の支配下におかれ,皇帝セウェルス (在位 193~211) の時代に自治都市となる。その当時に建てられたアーチ神殿をはじめ,居住区,劇場,公共浴場,広場なとが残されているが,保存状態は今日でもきわめて良好である。 1997年世界遺産の文化遺産に登録。

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