トウ・ヨウ・やきもの・すえもの

普及版 字通 の解説


8画

[字音] トウタウ)・ヨウ(エウ)
[字訓] やきもの・すえもの

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
勹(ほう)+缶(ふ)。勹は竈の形。缶は土器のほとぎの形。窯で土器を焼成することをいい、陶の初文。〔説文〕五下に「瓦なり」とし、(包)(ほう)の省声とするが、は妊娠の象である。寶(宝)の初文には缶が含まれており、寶(ほう)の声がある。「管鮑の交」で知られる鮑叔は、金文叔に作り、斉器の〔(そはく)〕にその家系を述べて「齊の辟(きみ)なる叔(はうしゆく)の孫、仲の子なる」といい、鮑叔を「皇叔」と称している。鮑叔は叔がその本字。皮革や陶器などの製作で、産をなしたものであろう。

[訓義]
1. やきもの、すえもの。
2. やきものの竈、瓦がま。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 スヱモノ

[声系]
〔説文〕に声として・陶など四字を収める。(ぶどう)、(とうと)、北方の良馬の名。みな音訳の語である。陶は聖所に用いる土器の意であろう。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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