トゥーリ(読み)とぅーり(その他表記)Antti Tuuri

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トゥーリ」の意味・わかりやすい解説

トゥーリ
とぅーり
Antti Tuuri
(1944― )

フィンランドの小説家。大学でグラフィックを学び、その後グラフィック業界や多くの会社の顧問を歴任するかたわら、作品を発表する。代表作『ポホヤンマー』Pohjanmaa(1982)でハカラという一族の変遷を、情緒豊かな人物像や造形的な風景描写、そして音調豊かな文体で表現し、北欧評議会の文学賞(1985)を受賞するなど国際的に高い評価を得る。この「ポホヤンマー・シリーズ」には、『冬戦争』Talvisota(1984)、『メリケン・メインストリート』Ameriikan raitti(1986)、『新エルサレム』Uusi Jerusalem(1988)、『無限の大地』Maan avaruus(1989)、『平野の招き』Lakeuden kutsu(1997)などがあり、多くの言語に翻訳されている。

[末延 淳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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