とっとの目(読み)トットノメ

デジタル大辞泉 「とっとの目」の意味・読み・例文・類語

とっと‐の‐め【とっとの目】

《鳥の目の意》幼児のしぐさ遊びの一。「かいぐり、かいぐり、とっとのめ」と唱えながら両手を糸を繰るように回し、「とっとのめ」で右の人差し指で左の手のひらをつく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とっとの目」の意味・読み・例文・類語

とっと の 目(め)

  1. ( 「鳥の目」の意 ) 幼児のしぐさ遊びの一種。「かいぐり、かいぐり、とっとのめ」と唱えながら、「かいぐり」で両手を糸をくるように輪にまわし、「とっとのめ」で、右の人差指で左のてのひらのまんなかをつく。かいぐり。ととの目。
    1. [初出の実例]「むほんで出かけたら、かたはしからトットノメ見るやうに、小ばなをそろへておれをせこめやあがるからな」(出典:洒落本・卯地臭意(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む