精選版 日本国語大辞典 「とっぽ」の意味・読み・例文・類語
とっぽ
- 〘 名詞 〙 十分食べて満足すること。また、元気はつらつとしていること。
- [初出の実例]「こえた魚肉のをどりはぬるにとっほして、かなしい者のぬか・もみまじりの増水や粥がくいたいと云てこいしたうたことぞ。后山がたのしい者のとっほした上をすいして作た詩であらうぞ」(出典:玉塵抄(1563)六)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...