増水(読み)ゾウスイ

精選版 日本国語大辞典 「増水」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐すい【増水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 水が増加すること。水かさがふえること。また、その水。ましみず。
    1. [初出の実例]「利根川が少し増水すると橋が落ちて」(出典:明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎〉大正八年夏の世相)
  3. ② ⇒ぞうすい(雑炊)

まし‐みず‥みづ【増水】

  1. 〘 名詞 〙 水が増すこと。川や池などの水量が、急に多くなること。また、その水。でみず。ぞうすい。
    1. [初出の実例]「ましみづのましてほどふる物ならばおなじぬまにもおひもたちなむ」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

まさり‐みず‥みづ【増水】

  1. 〘 名詞 〙 降雨などで、川・池などの水かさが増すこと。また、その水。
    1. [初出の実例]「五月雨や夜半に貝吹くまさり水」(出典:俳諧・太祇句選(1772‐77)後篇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の増水の言及

【雑炊】より

…飯に野菜,魚貝類,肉類などを加えて出汁で煮,みそやしょうゆで味をつけたもの。多量の水を加えるところから増水とも書き,ダイコンの干葉(ひば)などを米の増量材として加えることも多かった。古く〈みそうず〉といい,女房詞(にようぼうことば)では〈おみそう〉〈おじや〉といった。…

※「増水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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