最新 世界スポーツ人名事典 「トニーダンジー」の解説
トニー ダンジー
Tony Dungy
プロフットボール
生年月日:1955年
国籍:米国
出生地:ミシガン州ジャクソン
学歴:ミネソタ大学卒
経歴:少年時代から高い運動能力を発揮し、陸上、アメリカンフットボール、バスケットボールで活躍。ミネソタ大学では司令塔のクォーターバック(QB)として活躍。1977年NFLのスティーラーズに入団、守備のディフェンシブバック(DB)に転向し、2年目でスーパーボウル優勝を経験。’80年25歳で引退後は指導者となり、’84年28歳でスティーラーズ守備部門を任された。’96年当時弱小だったバッカニアーズ監督に就任、強豪に育て上げたが優勝に手が届かないまま、2002年退団(2003年チームはスーパーボウルを制覇)。2002年コルツ監督となり、11シーズン中9シーズン、チームをプレーオフに導く。2006年シーズンはスーパーボウルを制し、アフリカ系米国人初のスーパーボウル優勝監督となった。6年連続12勝以上、10年連続プレーオフ進出という記録を残し、2008年シーズン終了後、引退。QBなどの花形ポジションや監督などではいまだに白人優位が目立つNFLで、輝かしいキャリアを築いた。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報