現代外国人名録2016 「トニーニョセレーゾ」の解説
トニーニョ セレーゾ
Toninho Cerezo
- 職業・肩書
- サッカー指導者
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1955年4月21日
- 出生地
- ミナスジェライス州ベロオリゾンテ
- 本名
- セレーゾ,アントニオ・カルロス〈Cerezo,Antonio Carlos〉
- 経歴
- 1974年ミナスジェライス州のアトレチコ・ミネイロに入団、ボランチとして5度の同州選手権優勝に貢献。’83年イタリアに渡りセリエAのローマ、’86年サンプドリアで9年間プレー。’92年帰国してサンパウロFC入り。’92年、’93年トヨタ杯を連覇し、’93年はMVPを獲得。ブラジル代表としては、’77年3月対コロンビア戦でAマッチデビュー。’82年W杯スペイン大会ではジーコらとともに“黄金のカルテット”の一人として活躍。2度のW杯を含め、’86年の代表引退までに74試合出場6得点。’95年現役引退後は事業家として活動していたが、’99年アトレチコ・ミネイロ監督となり、同年ビトリア監督を経て、2000年2月Jリーグの鹿島アントラーズ監督に就任。同年度のナビスコ杯、J1リーグ、天皇杯で優勝し、Jリーグ発足後初の3冠を達成する。2001年2年連続でリーグ優勝とナビスコ杯に優勝。2005年シーズン終了後、勇退。在任中に5冠を獲得、小笠原満男、本山雅志ら日本代表を育てた。2006年ブラジルのグアラニ、2007年サウジアラビアのアル・ヒラル、2008年UAEのアル・シャバブ・ドバイ、2009年同アル・アイン、2012年ブラジルのヴィトーリアを指揮。2013年、8年ぶりに鹿島監督に復帰したが、同年リーグ5位、2014年3位、2015年第1ステージ8位と低迷し、2015年第2ステージ途中の7月解任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報