セリエA（読み）セリエアー（その他表記）Serie A(伊)

デジタル大辞泉

セリエ‐アー【セリエA】

《〈イタリア〉Serie A》イタリアで、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどのプロスポーツの最上位リーグ。

出典　小学館

共同通信ニュース用語解説

セリエA

プロサッカーのイタリア1部リーグ。全国選手権は1898年に始まり、全国リーグは1929年に創設。イングランド、スペイン、ドイツ、フランスと並んで欧州五大リーグの一つ。98年当時はデルピエロら一流の国内選手に加え、ロナウド(ブラジル)やジダン(フランス)ら世界トッププレーヤーがそろい、世界最高峰のリーグといわれた。

更新日:2019年3月18日

出典　共同通信社 共同通信ニュース用語解説

知恵蔵

セリエA(バレーボールの)

イタリアのプロバレーボールリーグのトップディビジョン。世界のトッププレーヤーが集まっている。上位リーグのA1には男子14チーム、女子12チームが所属。下位リーグのA2には男子16チーム、女子14チームが所属し、さらにその下にセリエB1、B2、C、Dが分類されている。カンピオナート(Campionato)と呼ばれるA1のリーグ戦(日本のVリーグに相当)は、男子が9月、女子が10月から3月までレギュラーシーズンが行われ、総当たり2回戦制をホーム・アンド・アウエー方式で行う。レギュラーシーズンの上位8チームが3月から5月にかけて行われるプレーオフに進出する。日本人選手は、男子では加藤陽一が2002‐03年シーズンにシズレートレビソ(優勝)、04‐05年シーズンにペルージャ(準優勝)に在籍。女子では、大林素子が1995年にアンコナ、吉原知子が95年にアンコナとローマ、高橋みゆきが05‐06年シーズンにビチェンツァに在籍した。

(中西康己 筑波大学人間総合科学系 ／ 2007年)

セリエA

イタリア1部リーグ。世界最高レベルのリーグの1つで、多くの有名外国人選手がプレーしている。欧州チャンピオンズリーグでも複数回優勝している、ユベントス、ACミラン、インテル・ミラノなど、ビッグクラブを擁する。日本からは三浦知良が1994―95年シーズンにジェノアでプレー、98年にベルマーレ平塚からペルージャへ移籍した中田英寿が活躍、ローマに移籍した99―00年シーズンでは優勝も経験した。中田の後も、名波浩(ベネチア)、中村俊輔(レッジーナ)、柳沢敦(サンプドリア→メッシーナ)と日本人選手の移籍が続き、現在(07年9月)は森本貴幸(カターニャ)と大黒将志(トリノ)がプレーしている。

(西部謙司 サッカージャーナリスト ／ 2008年)

出典　(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

セリエA
セリエアー
Serie A

イタリアのスポーツ界では各競技のトップリーグ (リーグ1部) をさすことばとして使われており，なかでもサッカーは世界有数のレベルの高さと観客の熱狂度を誇る。その全国リーグは 1929年に始まり，1980年代半ばからは世界中のスター選手が集まり，注目されてきた。 ACミラン，ユベントス，インテルナツィオナーレ・ミラノ (インテル・ミラノ) などがヨーロッパを代表する強豪クラブとして知られている。

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