トマス鋼(読み)トマスこう(その他表記)Thomas steel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トマス鋼」の意味・わかりやすい解説

トマス鋼
トマスこう
Thomas steel

塩基性鋼の一種。トマス転炉 (塩基性転炉) でつくられた鋼。機械的切削性がよく,特に軟鋼として良好な鍛接性,熱間変形性などの長所をもつ。炉の裏付けや炉壁に塩基性の材料 (マグネサイト,ドロマイトなど) を用い,製鋼原料に石炭を混入して製鋼する。酸性製鋼法の一種であるベッセマー法は低リンの銑鉄を利用し,操作も煩雑で,またリン,硫黄の除去が不十分であるなどの難点があった。塩基性製鋼法 (塩基性ベッセマー法またはトマス法) はこれを改良したもので,高リン銑鉄から良好な軟鉄を製造することができる。 (→転炉鋼 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む