トラムンタナ山脈(読み)トラムンタナサンミャク

デジタル大辞泉 「トラムンタナ山脈」の意味・読み・例文・類語

トラムンタナ‐さんみゃく【トラムンタナ山脈】

Sierra de Tramontana》スペイン東部、地中海バレアレス諸島の主島マリョルカ島北西部に連なる山脈最高峰はプッジマジョー(標高1445メートル)で、同諸島で最も高い。8世紀頃からキリスト教徒が入植して急斜面石垣棚田を築き、水利施設を整備し、独特な農業景観が作られた。現在も水稲オリーブブドウオレンジなどが栽培されている。2011年、「トラムンタナ山脈の文化的景観」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。トラムンターナ山脈。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android