トランスアジア航空

共同通信ニュース用語解説 「トランスアジア航空」の解説

トランスアジア航空

台湾中華航空、エバー航空に次ぐ3位規模の航空会社。中国語名は復興航空で、主要都市の台北本社に置く。1951年に台湾初の民間航空会社として設立され、国内線のほかに中国、日本、タイなどに路線網を展開してきた。2014年7月に澎湖島への便、15年2月にも台北郊外で離陸直後の便がそれぞれ墜落し、多数の死傷者を出した。傘下の格安航空会社(LCC)「V Air」(Vエア)も経営悪化を受け、16年10月から1年間の運航停止を決めていた。(台北共同)

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知恵蔵mini 「トランスアジア航空」の解説

トランスアジア航空

台湾・台北市本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め、95年より本格的にアジア各地への国際線定期便就航を開始。2012年には日本路線初となる定期便の運航を開始した。14年と15年に台湾で旅客機の墜落事故を2度起こしており、安全性の問題が指摘されている。

(2015-2-9)

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