最新 地学事典 「トリナクソドン」の解説
トリナクソドン
学◆Thrinaxodon
ゴンドワナ各地の下部三畳系から知られる非哺乳形類キノドン類の属。模式種は南アフリカから報告されたT. liorhinus。比較的基盤的なキノドン類とされるが,より基盤的な獣弓類と比べて,歯骨が下顎の大部分を占め筋突起が発達すること,異形歯性でやや複雑な形態の頬歯をもつこと,胸椎と腰椎の区分が明瞭など,哺乳形類に近い特徴も多く見られる。中型のキノドン類で肉食性であったと考えられている。
執筆者:楠橋 直
参照項目:獣弓類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

