獣弓類(読み)じゅうきゅうるい

百科事典マイペディア 「獣弓類」の意味・わかりやすい解説

獣弓類【じゅうきゅうるい】

ペルム紀中期〜三畳紀に栄えた哺乳(ほにゅう)類型爬虫(はちゅう)類の一目獣形類,獣窩(じゅうか)類とも。歯の分化が著しく,胴体は地面からもちあげられ,体制哺乳類の段階に近づいた動物。キノグナータスがその例。化石は諸大陸で見いだされているが,特に南アフリカのカルー層に多産する。キノグナータスまたはその近縁種から哺乳類が進化したと考えられている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む