最新 地学事典 「トリメライト」の解説
トリメライト
trimerite
化学組成CaMn2Be3(SiO4)3の鉱物。単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a0.809nm, b0.761, c1.406, β90°, 単位格子中4分子含む。擬六方柱状結晶,集片双晶をなす。無~ピンク~黄赤色,透明,ガラス光沢。劈開{001}に明瞭,断口貝殻状。硬度6~7,比重3.47。薄片では無色,屈折率α1.715, β1.720, γ1.725, 2V(-)83°。スウェーデンのHarstigen, Jacobsberg, Långbanの変成マンガン鉱床中に方解石などに伴う。名称は双晶のため光学的に三つの部分に分かれる意味のギリシア語に由来。
執筆者:嶋崎 吉彦・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

