トレード・マトリックス(読み)とれーどまとりっくす(その他表記)trade matrix

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トレード・マトリックス」の意味・わかりやすい解説

トレード・マトリックス
とれーどまとりっくす
trade matrix

表の縦の欄に輸出する国あるいは地域をとり、横の欄にそれと同じ輸入する国あるいは地域をとって、どの国(地域)からどの国(地域)へどれだけの貿易が行われたかを、産業連関表と同じような行列表で示したもの。貿易マトリックスあるいは貿易行列ともいう。表のなかの数字は、貿易額を記入するものもあるし、貿易額の百分率を記入するものもある。表を横の行に沿って読むと、ある期間にその国(地域)からどの国(地域)にどれだけの輸出が行われたかがわかり、また縦の列に沿って読むと、その国(地域)がどの国(地域)からどれだけ輸入したかを知ることができる。このように、トレード・マトリックスによって多角的な国際貿易の網の目の態様が明らかになり、ある国や地域の貿易が変化した場合に、それぞれの国や地域にどのような波及効果を生むかなどの分析が可能になる。

[志田 明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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