トーチヤンイエン市(読み)トーチヤンイエン(その他表記)Dujiangyan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーチヤンイエン市」の意味・わかりやすい解説

トーチヤンイエン(都江堰)〔市〕
トーチヤンイエン
Dujiangyan

中国西南地方,スーチョワン (四川) 省中部,チョントー (成都) 平原西端の市。成都特別市に属する。米,コムギ,ナタネ,茶のほかセンキュウ,オモダカなどの漢方薬材料を産する。行政中心地のコワンコウ (灌口) 鎮は,ミン (岷) 江がチュンライ山から流出する谷口にあり,成都平原全域を潤すトーチヤン (都江) 堰があって,水力発電も行なわれている。都江堰の水利施設は前3世紀に建設が始まったもので,西郊チンチョン (青城) 山は道教の発祥地で風光がよく,ボタン (牡丹) の名所である。人口 53万 8797 (1990) 。 2000年水利施設とともに世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む