共同通信ニュース用語解説 「ドイツの連立政権」の解説
ドイツの連立政権
ドイツではこれまで保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派の社会民主党(SPD)が二大政党だったが、いずれも単独過半数の議席獲得は困難で、どちらかの政党が中心となり中道の自由民主党(FDP)などと連立を組んできた。CDUのメルケル前首相の時代にはCDU・CSUとSPDの大連立政権が発足。2021年9月の総選挙でSPDが第1党となり、12月に環境保護政党の「緑の党」とFDPとの3党連立政権が誕生したが、24年11月に政権が崩壊。25年2月の総選挙で右派、ドイツのための選択肢(AfD)が第2党になり、SPDは第3党に転落した。(ベルリン共同)
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