日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドゥノウイバーロシュ」の意味・わかりやすい解説 ドゥノウイバーロシュどぅのういばーろしゅDunaújváros ハンガリー中部、ドナウ川に臨む新興工業都市。人口5万5309(2001)。1950年以前は無名の一寒村にすぎなかったが、第一次五か年計画によって、ここに製鉄一貫コンビナートが建設されてから急速に発展した。原料や製品の輸送と水資源の確保を考慮して立地された計画都市で、石炭はハンガリー南部のコムロKomlóから供給されている。住宅地は、公害を避けるため卓越風の風上にあたる北側に建設されている。[古藤田一雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例