どう突く(読み)ドウヅク

デジタル大辞泉 「どう突く」の意味・読み・例文・類語

どう‐づ・く【どう突く】

[動カ五(四)]激しく突く。どつく。
「そう―・いては困るよ」〈円朝真景累ヶ淵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どう突く」の意味・読み・例文・類語

どう‐づ・く【どう突】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「どう」は接頭語 ) 腕・肩、または、持ち合わせる物などで、相手をはげしく突いたり押したりする。どづく。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 鼓動がはげしく打つ。胸がどきどきする。
    1. [初出の実例]「御台若君のお命も危し、兎やせん角やと胸はどうづき」(出典:浄瑠璃・苅萱桑門筑紫𨏍(1735)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android