デジタル大辞泉 「鼓動」の意味・読み・例文・類語 こ‐どう【鼓動】 [名](スル)1 心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大すること。また、その音。「心臓が激しく鼓動する」2 気持ちや物などが震え動くこと。また、震わし動かすこと。「新思潮の鼓動」[類語]拍動・動悸・心悸・心拍・脈動 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「鼓動」の意味・読み・例文・類語 こ‐どう【鼓動】 〘 名詞 〙① 太鼓の響き。〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔白居易‐早朝詩〕② ふるえ動くこと。また、大きな音を立てること。どよめくこと。[初出の実例]「豊城剣気、射二斗牛之光芒一。陶壁梭精、乗二風雷之鼓動一」(出典:蕉堅藁(1403)寧一菴。住姑蘇崇福。江湖疏)[その他の文献]〔論衡‐是応〕③ ( ━する ) ふるわし動かすこと。鼓舞。[初出の実例]「一時はこれが為に鼓動(〈注〉キヲヒキタテル)せらると雖も」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)④ ( ━する ) 心臓が収縮運動によって律動的にどきどきと動いて胸に響きを伝えること。また、その響き。動悸(どうき)。[初出の実例]「心臓は早鐘を撞鳴らす様に皷動する」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「鼓動」の読み・字形・画数・意味 【鼓動】こどう 振るい動かす。〔後漢書、党錮伝論〕李膺、險の中に振拔し、義を(つつ)み風を生じ、以て俗を鼓動す。字通「鼓」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の鼓動の言及 【心音】より …心臓が発する音を検者が聴いたり,記録したりしたものをいう。このとき心音が高まっていると被検者には鼓動としてドキッドキッと感ずる。心音を聴取する装置を心音計,記録紙上に表示したものを心音図という。… ※「鼓動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by