ドッペる(読み)ドッペル

デジタル大辞泉 「ドッペる」の意味・読み・例文・類語

ドッペ・る

[動ラ五]《〈ドイツ〉doppelt(2倍の、の意)の動詞化》落第する。ダブる。昔、学生の間で用いられた語。
「それゃあ―・るときまったから考えたんだけどね」〈中野重治・歌のわかれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ドッペる」の意味・読み・例文・類語

ドッペ・る

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「二倍」を意味する[ドイツ語] doppel の動詞化 ) 学生が同じ学年二度繰り返す。落第する。
    1. [初出の実例]「それゃアドッペるときまったから考えたんだけどね」(出典:歌のわかれ(1939)〈中野重治〉手)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む