ドブロジャヌゲレヤ(その他表記)Constantin Dobrogeanu-Gherea

改訂新版 世界大百科事典 「ドブロジャヌゲレヤ」の意味・わかりやすい解説

ドブロジャヌ・ゲレヤ
Constantin Dobrogeanu-Gherea
生没年:1855-1920

ルーマニアの社会主義運動の創設者。ウクライナ出身。ハリコフ大学在学中からナロードニキ運動に参加し,官憲の迫害のため1875年ルーマニアに亡命,終生その地にとどまった。ヨーロッパの社会主義者とひろく文通してマルクス主義思想の普及に努め,ルーマニア社会民主党(のちの共産党)の指導者となった。思想家としては独自の文芸批評と社会理論で知られているが,農奴解放後の農民の隷属化,農村の封建化の進行を指摘した後者の理論(主著《新農奴制》)は,1930年代にソ連およびルーマニア共産党によって批判され,近年再評価されるにいたった。
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