ドミニクス・グンディサリヌス(その他表記)Dominicus Gundissalinus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ドミニクス・グンディサリヌス
Dominicus Gundissalinus

12世紀頃在世のスペイン哲学者セゴビアで助祭長となった。トレドでのアラビア哲学のラテン訳事業に参加。みずからもその影響で新プラトン的色彩の濃い哲学書を残した。主著統一について』 De unitate,『哲学の区分』 De divisione philosophiae。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android