デジタル大辞泉 「どらを打つ」の意味・読み・例文・類語 どらを打う・つ 道楽をする。放蕩ほうとうして財産を使い果たす。「傾城集めてどら打たるるを」〈浄・浪花鑑〉[補説]「金尽く」を「鉦かねを撞つく」にもじり、さらに「銅鑼どらを打つ」とかけたしゃれという。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「どらを打つ」の意味・読み・例文・類語 どら を 打(う)つ 放蕩する。道楽にふける。放蕩で金を浪費する。「金尽く」を「鉦突く」にかけ、「銅鑼を打つ」にもじった語ともいう。どらをかわく。[初出の実例]「買手皆女郎にだまされぬべきに定まりたれば、ほどなくどら打べし」(出典:評判記・吉原徒然草(1704‐11)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例