どらを打つ(読み)ドラヲウツ

デジタル大辞泉 「どらを打つ」の意味・読み・例文・類語

どらを・つ

道楽をする。放蕩ほうとうして財産を使い果たす。
傾城集めてどら打たるるを」〈浄・浪花鑑
[補説]「金尽く」を「かねく」にもじり、さらに「銅鑼どらを打つ」とかけたしゃれという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どらを打つ」の意味・読み・例文・類語

どら を 打(う)

  1. 放蕩する。道楽にふける。放蕩で金を浪費する。「金尽く」を「鉦突く」にかけ、「銅鑼を打つ」にもじった語ともいう。どらをかわく。
    1. [初出の実例]「買手皆女郎にだまされぬべきに定まりたれば、ほどなくどら打べし」(出典:評判記・吉原徒然草(1704‐11)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む