ドロミティ山地(読み)ドロミティサンチ

デジタル大辞泉 「ドロミティ山地」の意味・読み・例文・類語

ドロミティ‐さんち【ドロミティ山地】

Dolomiti》イタリア北部、南チロル地方の山岳地帯。アルプス東部に属し、最高峰マルモラーダ山(標高3342メートル)をはじめ、2000~3000メートル級の山々が連なる。名称フランスの地質学者ドロミューが発見した苦灰石ドロマイト)を多く含む苦灰岩に由来する。観光拠点としては西側のボルツァーノ、東側のコルティーナダンペッツォがあり、その間をドロミティ街道が結ぶ。山岳保養地、またはスキーリゾートとして名高い。2009年、世界遺産(自然遺産)として登録された。ドロミテ山地ドロミーティ山地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ドロミテ山地

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android