デジタル大辞泉 「マルモラーダ山」の意味・読み・例文・類語 マルモラーダ‐さん【マルモラーダ山】 《Marmolada》イタリア北部、南チロル地方のドロミティ山地の最高峰。標高3342メートル。ドロミティ山地唯一の氷河がある。2009年「ドロミーティ」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルモラーダ山」の意味・わかりやすい解説 マルモラーダ山まるもらーださんMarmolada ヨーロッパ・アルプス南部、イタリア北東部、ドロミーティ山地の最高峰。標高3342メートル。石灰岩の高峰で、南側に高度差650メートルの岩壁がある。1864年P・グローマン、ディマイ兄弟が初登頂。登山基地はボルツァーノ。石灰岩の奇峰が多く、チベッタ、ブレンダなどの岩峰があり、垂直の岩壁を登る人工登攀(とうはん)もこの地域で始まったといわれる。[徳久球雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例