どんどり

精選版 日本国語大辞典 「どんどり」の意味・読み・例文・類語

どんどり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 重く濁っているさまを表わす語。どろどろ。
    1. [初出の実例]「中に、どんどりとして、いると云」(出典:天理本狂言・附子(室町末‐近世初))
  3. どんどん
    1. [初出の実例]「みづから売りもひるまず、どんどりやかましう言はれな」(出典:洒落本・列仙伝(1763))
  4. 目つきなどが、濁ったり、うるんだりしているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ドンドリとしたる眼を見開ひて」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む