ナウエルウアピ湖(読み)ナウエルウアピコ(その他表記)Lago Nahuel Huapí

関連語 西沢

改訂新版 世界大百科事典 「ナウエルウアピ湖」の意味・わかりやすい解説

ナウエル・ウアピ[湖]
Lago Nahuel Huapí

アルゼンチンの南西部にある湖。アンデス山脈東麓のパタゴニア地方には,氷河作用によってできた大湖沼群があり,湖水地方と呼ばれている。ネグロ川上流のナウエル・ウアピ湖は,これら湖沼群の中で最大の面積800km2を有し,湖面標高は約770m。また水深は1000m以上といわれており,世界第3位の深さである。複雑に入り組んだ湖には大小の島があり,トロナドル山を望む景観が美しく,周辺国立公園になっている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android