現代外国人名録2016 「ナエフハワトメ」の解説
ナエフ ハワトメ
Nayef Hawatmeh
- 職業・肩書
- ゲリラ指導者 パレスチナ解放民主戦線(DFLP)議長
- 国籍
- パレスチナ
- 生年月日
- 1938年
- 出生地
- エルサレム近郊
- 経歴
- 遊牧民の出身。ギリシャ・カトリック教徒。ヨルダンで育ち、カイロで法律を学んだ。1967年ジョルジュ・ハバシュらとともにパレスチナ解放人民戦線(PFLP)を創設したが、’69年2月イデオロギー上の対立から分裂、パレスチナ解放民主戦線(DFLP)を組織した。パレスチナの実力解放を主張するマルクス・レーニン主義者だが、パレスチナ解放機構(PLO)内部ではファタハと協調、“ミニ・パレスチナ国家”を初めて提唱した。第4次中東戦争後の’74年3月、イスラエルのシオニスト左派に対話を呼びかけた。’93年オスロ合意には当初反対したが、’99年PLOのアラファト議長と和解し、イスラエルのNGOとの対話を続ける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報