ナチケータス(その他表記)Naciketas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナチケータス」の意味・わかりやすい解説

ナチケータス
Naciketas

インドのベーダ聖典における重要な登場人物。『タイッティリーヤ・ブラーフマナ』にも出てくるが,『カータカ・ウパニシャッド』には,ナチケータス少年が死者を司る神ヤマに死後の人の運命をたずねて,宇宙我であるブラフマン個我であるアートマンに関する哲理を説かれるという有名な記述がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android