ナチケータス(その他表記)Naciketas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナチケータス」の意味・わかりやすい解説

ナチケータス
Naciketas

インドのベーダ聖典における重要な登場人物。『タイッティリーヤ・ブラーフマナ』にも出てくるが,『カータカ・ウパニシャッド』には,ナチケータス少年が死者を司る神ヤマに死後の人の運命をたずねて,宇宙我であるブラフマン個我であるアートマンに関する哲理を説かれるという有名な記述がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む