現代外国人名録2016 「ナチョドゥアト」の解説
ナチョ ドゥアト
Nacho Duato
- 職業・肩書
- 振付師,バレエダンサー レニングラード国立バレエ団芸術監督・首席振付師
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1957年1月8日
- 出生地
- バレンシア
- 本名
- Duato Barcia,Juan Ignacio
- 専門
- コンテンポラリー・バレエ
- 受賞
- ブノワ賞(国際ダンス連盟)(振付部門最優秀賞)〔2000年〕,ケルン国際振付コンクール最優秀賞〔1983年〕
- 経歴
- 17歳の時ロンドンのランベール・スクールでプロフェッショナル・バレエの訓練を開始。ブリュッセルのムードラ・スクールでモーリス・ベジャールに出会うことでバレエの研究を広げ、ニューヨークのアルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・センターで訓練を完了。1980年スウェーデンのクルベリ・バレエ団で初舞台。’81年イリ・キリアンのネーデルランド・ダンス・シアター(NDT)にダンサーとして加わり、’83年「ジャルディ・タンカート(閉ざされた庭)」を発表して以来、振付師として活躍。’88年同団の常任振付師。クルベリ、ベルリン・ドイツ・オペラ・バレエなど多くの舞踊団のために作品を作る。’90年からスペイン国立リリコ・バレエ団(現・スペイン国立ダンス・カンパニー)芸術監督。’97年初の全幕作品「ロメオとジュリエット」を振り付けた。2010年レニングラード国立バレエ団(ミハイロフスキー劇場バレエ)芸術監督・首席振付師に就任。他の代表作に「ドゥエンデ」「アレナル(砂の大地)」「ナ・フローレスタ(森の中)」「カミング・トゥギャザー」「アルカンジェロ」「翼」「バッハへのオマージュ」「ホワイト・ダークネス」「ウィズアウト・ワーズ」「いま汝われを逝かせたまえり」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報