現代外国人名録2016 「ナンシーピカード」の解説
ナンシー ピカード
Nancy Pickard
- 職業・肩書
- ミステリー作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年
- 出生地
- ミズーリ州
- 受賞
- アンソニー賞最優秀ペイパーバック賞〔1985年〕「恋人たちの小道」,マカヴィティ賞最優秀長編賞〔1988年・1992年・2007年〕「結婚は命がけ」「悲しみにさよなら」「凍てついた墓碑銘」,アガサ賞最優秀長編賞〔1990年・1991年・2006年〕「虹の彼方に」「悲しみにさよなら」「凍てついた墓碑銘」
- 経歴
- リポーターや雑誌記者を経て、1982年専業作家となる。’84年〈ジェニー・ケイン〉シリーズの第1作「死者は惜しまない」で作家デビュー。同シリーズの2編目「恋人たちの小道」でアンソニー賞最優秀ペイパーバック賞を受賞、3編目「結婚は命がけ」でマカヴィティ賞最優秀長編賞、5編目「虹の彼方に」(’90年)、6編目「悲しみにさよなら」(’91年)でアガサ賞最優秀長編賞を連続受賞(「悲しみにさよなら」はマカヴィティ賞最優秀長編賞も受賞)するなど高く評価され、’95年の「扉をあけて」まで全10作が発表された。2000年からは犯罪ノンフィクション作家マリー・ライトフットが主人公の〈マリー・ライトフット〉シリーズを発表、「凍てついた墓碑銘」はアガサ賞、マカヴィティ賞の両賞で最優秀長編賞を獲得した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報