しょう‐どう セウダウ【小道】
〘名〙
① 細い道。こみち。
※菅家文草(900頃)二・山寺「老臘高僧積、深苔
小道分」
※足利本
論語抄(16C)子張第十九「賢者は先王の道を行い不賢者は小道を行ぞ」 〔漢書‐宣元六王伝・東平思王宇〕
③ 人倫の道を
大道というのに対して、農・医・占など
技芸の仕事をいう。また、儒家の学説に対して、諸子百家の諸学説をいう。
※令義解(718)僧尼「凡僧尼卜
二相吉凶
一。及小道〈
謂。厭符之類也〉」
※語孟字義(1705)上「及異端小道
百芸之末、皆得
二以
レ道言
一レ之也」 〔論語‐子張〕
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デジタル大辞泉
「小道」の意味・読み・例文・類語
こ‐みち【小道/小▽径】
[名]
1 幅の狭い道。また、横道。わき道。⇔大道。
2 6町を1里とする里程。⇔大道。
[形動ナリ]
1 気の小さいさま。
「手前の金なれば商売にさへ二の足ふみ、―なる故高利もなし」〈洒・初葉南志〉
2 金銭にこまかいさま。けちくさいさま。
「こんな―なる所を見ては、一日も中々暮らさるる所とは思はれず」〈浮・置土産・三〉
[補説]作品名別項。→小路
[類語]細道・小径・小路・路地
しょう‐どう〔セウダウ〕【小道】
1 細い道。こみち。
2 ささいな道義。
3 人のふみ行うべき道を大道というのに対し、農・医・占など実際的な技芸の道。
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小道
コミチ
- 職業
- 地唄三味線方
- 本名
- 藤田 磯栄
- 生年月日
- 明治45年 4月15日
- 出生地
- 京都府 京都市
- 経歴
- 京都・祇園で上方唄を習得。大阪の花街・北の新地に所属し、地唄を菊原琴治・菊原初子、常磐津を3代目常磐津林中に師事。駒香の相三味線として舞地演奏に活躍、京阪の上方唄の伝承者でもあった。平成5年芸妓を廃業後は藤田みちを名乗った。
- 没年月日
- 平成6年 9月30日 (1994年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
普及版 字通
「小道」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報