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墓碑銘 ぼひめいepitaph

翻訳|epitaph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

墓碑銘
ぼひめい
epitaph

墓碑に刻んで故人を記念する銘文。一般に簡潔で奇警な表現のものが多い。最古のものは古代エジプトにまでさかのぼるが,深い感情を盛った詩文を付して,すぐれた表現となっているのは古代ギリシアのもので,エピグラムの形式により,シモニデスにおいて頂点に達した。ローマ時代には事実の記述にとどまるものが多く,決り文句として「なんじの上に土の軽からんことを」が長く用いられた。 13~14世紀頃からラテン語に代って各国語で書かれるようになり,シェークスピアのものなどが有名。ロマン派のシェリーの墓にはラテン語の"Cor Cordium" (Heart of Hearts) の文字が刻まれ,キーツの「水の上にその名を書かれしもの,ここに眠る」,イェーツの「冷たい目を投げよ/生にも死にも/行け,騎馬の人」もよく知られる。中国では墓中に納められる墓誌が行われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼひめい【墓碑銘 epitaph】

一般に墓石に刻まれた文をいう。ただし,墓石のみならず棺その他に記されたものをも含む。墓石などに銘を刻んで故人を追憶,顕彰する習俗は,洋の東西,古今を問わず広くみられる。ここでは西洋におけるその伝統の源流というべき古代ギリシア・ローマ世界の墓碑銘について述べる。東洋に関しては〈墓誌〉の項目を参照されたい。なお,銘文は,とくに西洋では故人自らの作になる場合もあり,有名なものが少なくない。 ギリシアにおいては前700年ころから,ローマにおいては前200年代から跡をとどめ,古代末期まで続き,さらに中世以降に受け継がれていく。

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大辞林 第三版の解説

ぼひめい【墓碑銘】

死者の経歴・業績などを刻んだ、墓石の字句や文章。墓銘。

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