ニアー石(読み)ニアーせき

最新 地学事典 「ニアー石」の解説

ニアーせき
ニアー石

niahite

化学組成(NH4)Mn(PO4)・H2Oの鉱物直方晶系,空間群Pmn21,格子定数a0.568nm, b0.878, c0.488,単位格子中2分子含む。微細な繊維状結晶の集合。淡橙~麦わら黄色,半透明絹糸光沢。硬度未決定,比重2.39。薄片では無色,屈折率α1.582~1.591,β1.604~1.606,γ1.609~1.612, 2V(-)54°~58°。少量のMg, Fe, CaがMnを置換マレーシアサラワク州にあるNiah洞窟からニューベリーアイトなどを伴ってコウモリグアノからの生成物として産する。日本からは愛知県北設楽郡設楽町田口鉱山のばら輝石・パイロクスマンガン石・石英割れ目に二次鉱物として産出。名称は原産地に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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