ニキショロ(読み)にきしよろ

日本歴史地名大系 「ニキショロ」の解説

ニキショロ
にきしよろ

漢字表記地名「珥岸寄」のもとになったアイヌ語に由来すると思われる地名。チフカルベツ北方、西海岸に位置し、当地一帯は近代に入り秩苅別ちぷかりべつ村に包含された。仮名表記は「ニキシヨロ」以外に異表記をみない。「東蝦夷地場所大概書」に島内の西海岸通地名として「ニキシヨロ蝦夷家有之」とみえる。「東行漫筆」によれば当地は「トマリより十六里程」に位置し、「チフカルベツ」の出張番屋が設けられていた。漁獲物として鮭があげられるが「海岸大石多くして引網成がたし。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 りべつ 戸口 中略

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む