精選版 日本国語大辞典 「口過」の意味・読み・例文・類語 くち‐すぎ【口過】 〘 名詞 〙 毎日の食物を得ること。転じて、暮らしをたてること。生計。なりわい。糊口(ここう)。口すごし。[初出の実例]「口すぎをなりとも仕り、よきつがひになんぞしてのきたいと存ずるが」(出典:虎明本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))「自分一人の口過ぎは屹度して見せる」(出典:牛部屋の臭ひ(1916)〈正宗白鳥〉三) くち‐すごし【口過】 〘 名詞 〙 =くちすぎ(口過) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例