口過(読み)くちすぎ

精選版 日本国語大辞典 「口過」の意味・読み・例文・類語

くち‐すぎ【口過】

  1. 〘 名詞 〙 毎日の食物を得ること。転じて、暮らしをたてること。生計。なりわい。糊口(ここう)。口すごし。
    1. [初出の実例]「口すぎをなりとも仕り、よきつがひになんぞしてのきたいと存ずるが」(出典:虎明本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))
    2. 「自分一人の口過ぎは屹度して見せる」(出典:牛部屋の臭ひ(1916)〈正宗白鳥〉三)

くち‐すごし【口過】

  1. 〘 名詞 〙くちすぎ(口過)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「口過」の読み・字形・画数・意味

【口過】こうか

失言

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