博奕(読み)ばくち

デジタル大辞泉の解説

ばく‐えき【博×奕】

[名](スル)双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。
「―して金を失い」〈織田訳・花柳春話

ばく‐よう〔‐ヤウ〕【博×奕】

《「よう」は呉音「やく」の音変化》「ばくえき(博奕)」に同じ。
「―をして、親にもはらからにも憎まれければ」〈大和・五四〉

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大辞林 第三版の解説

ばくえき【博奕】

囲碁・双六すごろく・花札などの勝負ごと。また、ばくち。ばくよう。 「彼の清吉とは-の連累なかまにて/高橋阿伝夜叉譚 魯文

ばくよう【博奕】

〔「よう」は呉音「やく」の転〕
ばくえき(博奕)」に同じ。 「 -をして、親にもはらからにも憎まれければ/大和 54

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世界大百科事典内の博奕の言及

【博打】より

…日本の中世には,博奕(ばくえき∥ばくち)は〈芸能〉であり,その〈道〉があったとみられており,博奕の職能民である〈職人〉は博打と呼ばれた。《新猿楽記》で〈高名の博打〉が描かれ,《二中歴》に宴丸道供(弘)などの双六(すごろく)の名人が列挙され,《梁塵秘抄》に〈国々の博党〉が現れるように,その源流は平安時代後期にさかのぼる。…

※「博奕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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