ニトロソ化(読み)ニトロソか(その他表記)nitrosation

改訂新版 世界大百科事典 「ニトロソ化」の意味・わかりやすい解説

ニトロソ化 (ニトロソか)
nitrosation

有機化合物ニトロソ基NOを導入する反応。代表的な四つの方法を以下に述べる。

(1)ジメチルアニリンフェノールなどの活性化されたベンゼン環をもつ化合物では,亜硝酸HNO2を作用させると対応するニトロソ体が得られる。

(2)グリニャール試薬に塩化ニトロシルNOClを作用させる。

(3)アミンをペルオキソ一硫酸H2SO5カロー酸)で酸化する。

(4)ヒドロキシルアミンを酸の存在下,二クロム酸カリウムK2Cr2O7で酸化する。

このようにして得られるニトロソ化合物は不安定なものも多く,特有の激しい臭気がある。溶液状態では単量体として存在するが,固体状態になると二量体となる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 友田

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む