改訂新版 世界大百科事典 「ニトロソ化」の意味・わかりやすい解説 ニトロソ化 (ニトロソか)nitrosation 有機化合物にニトロソ基-NOを導入する反応。代表的な四つの方法を以下に述べる。(1)ジメチルアニリン,フェノールなどの活性化されたベンゼン環をもつ化合物では,亜硝酸HNO2を作用させると対応するニトロソ体が得られる。(2)グリニャール試薬に塩化ニトロシルNOClを作用させる。(3)アミンをペルオキソ一硫酸H2SO5(カロー酸)で酸化する。(4)ヒドロキシルアミンを酸の存在下,二クロム酸カリウムK2Cr2O7で酸化する。このようにして得られるニトロソ化合物は不安定なものも多く,特有の激しい臭気がある。溶液状態では単量体として存在するが,固体状態になると二量体となる。執筆者:友田 修司 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 中学教材販売のルート営業/学校教材を先⽣にご提案するルート営業/教育に興味のある⽅にもオススメ 株式会社教育統計会 月給19万2,000円~24万6,000円 正社員 ルート営業中心 OA機器・自社開発システム販売/年間休日120日以上/残業なし 信和通信工業株式会社 東京都 葛飾区 月給19万5,000円~30万円 正社員 Sponserd by