ニュケピング(その他表記)Nykøbing

改訂新版 世界大百科事典 「ニュケピング」の意味・わかりやすい解説

ニュケピング
Nykøbing

デンマークのファルスター島西岸のグルボースンGuldborgsund海峡に臨む同島最大の都市。人口2万5000(1990)。海峡にはローラン島とを結ぶフレゼリク9世橋がかかり,ローラン島のレズビュハウンRødbyhavnからドイツのプットガルデンPuttgardenまではフェリーが通じ,ニュケピングは北欧とドイツを結ぶ鉄道要所となっている。同市は12世紀につくられた要塞(後のニュケピング城)を起源とし,13世紀初頭に市場権を得た古い商業の中心地である。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のニュケピングの言及

【ファルスター[島]】より

…土壌は肥沃でビート栽培に適し,穀物生産も高い。中心都市はニュケピングであり,最南のゲサーGedser港からはドイツのバルネミュンデ,トラーベミュンデへフェリーが就航している。【村井 誠人】。…

※「ニュケピング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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