ねき物(読み)ネキモノ

精選版 日本国語大辞典 「ねき物」の意味・読み・例文・類語

ねき‐もの【ねき物】

  1. 〘 名詞 〙 売れないで、店などに積んである品物。寝かしもの。転じて、役に立たない者などをもいう。
    1. [初出の実例]「不出来な書は、〈略〉寝置物(ネキもの)と号て、所々の干見せの隅に埃かついて朽果ます」(出典評判記・千石篩(1754)上)
    2. 「漫りに貨物を買入て、かならず腐敗物(ネキもの)とする事勿れ」(出典:商家心得草(1841)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む