ねき物(読み)ネキモノ

精選版 日本国語大辞典 「ねき物」の意味・読み・例文・類語

ねき‐もの【ねき物】

  1. 〘 名詞 〙 売れないで、店などに積んである品物。寝かしもの。転じて、役に立たない者などをもいう。
    1. [初出の実例]「不出来な書は、〈略〉寝置物(ネキもの)と号て、所々の干見せの隅に埃かついて朽果ます」(出典評判記・千石篩(1754)上)
    2. 「漫りに貨物を買入て、かならず腐敗物(ネキもの)とする事勿れ」(出典:商家心得草(1841)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む