デジタル大辞泉 「ねき物」の意味・読み・例文・類語 ねき‐もの【ねき物】 売れずに残った品物。売れ残り。「大一座―までもさらへ出し」〈柳多留拾遺・七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ねき物」の意味・読み・例文・類語 ねき‐もの【ねき物】 〘 名詞 〙 売れないで、店などに積んである品物。寝かしもの。転じて、役に立たない者などをもいう。[初出の実例]「不出来な書は、〈略〉寝置物(ネキもの)と号て、所々の干見せの隅に埃かついて朽果ます」(出典:評判記・千石篩(1754)上)「漫りに貨物を買入て、かならず腐敗物(ネキもの)とする事勿れ」(出典:商家心得草(1841)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例