大一座(読み)オオイチザ

デジタル大辞泉 「大一座」の意味・読み・例文・類語

おお‐いちざ〔おほ‐〕【大一座】

多人数興行一団
多人数の集まり。特に、遊里宴会などでの多人数の客。
毎晩のように忘年会の―があって」〈鴎外・心中〉

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精選版 日本国語大辞典 「大一座」の意味・読み・例文・類語

おお‐いちざおほ‥【大一座】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多人数の集会。または、集団。遊里や料亭などへ繰り込む一団となった客をいうことが多い。
    1. [初出の実例]「大一座鳴りのしづまる急用事」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
  3. 芝居見世物など興行物規模の大きい一団。

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