ネクラソフの理論(その他表記)Nekrassov's theory

法則の辞典 「ネクラソフの理論」の解説

ネクラソフの理論【Nekrassov's theory】

毒物,特に毒ガスについてネクラソフ(V. Nekrasov)が1929年に提案した仮説.毒作用を有する物質にはその中に発毒団(toxophore)を有し,さらにその作用を強める助毒団(auxotox)の存在も必要である.これはWittの発色団助色団の考えに類似しているともいえる.発毒団としてはカルボニル基ニトロ基,イソニトリル基,アルセノ基など,助毒団にはハロゲンアミノ基ベンジル基フェニル基などが挙げられる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む